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声かけの仕方

2022.2.2(水)




前回、小学校低学年クラスの練習で


体を賢くするためのトレーニングとして


「全部の輪っかを通ってゴールしよう」


という練習をしました。ということを


書きました。





今日はそれを高学年のクラスで


おこなった時のことを書こうと思います。 (写真は小学校低学年クラスのものです。 高学年の写真は撮れませんでした・・・)




高学年の練習は


男子と女子の2グループに分かれて


練習しています。




片方のグループがシュートの練習などで


ゴールを使っている時に


もう片方のグループは


コートサイドで


トレーニングなどをおこなっています。




輪っかトレーニングは


コートサイドでおこないました。




まずはルールの説明です。




ルールの説明時に


私が気をつけていることは


「やってはいけない事を伝える」


という事です。




バスケットボールというスポーツは


ルールが決まっていて


そのルールの範囲内であれば


色々な工夫をして


勝利を目指すというものです。




なので、試合の中で活躍するためには


やってはいけない事を把握し


それを犯さないようにしながら


自分で工夫しプレーすること


求められます。




練習の中からそのような考え方の癖を


つけられたらいいなと思い、


説明する時などは


正解ややって欲しいことを


全部言ってしまわないように気をつけています。




もちろん子どもたちの


バスケ習熟度やバスケ歴などによって


伝え方は変えています。


ただ、言われたことだけを忠実におこなっていても


バスケットの試合では


いろいろな場面が出てくるので


対応しきれません。




常に自分で考えて行動できるように


うながしていくのが私の役目だと思っているので


声かけの仕方には気をつけています。





高学年男子にルール説明していた時のこと。


やってはいけないことを


説明したところ


1人の子が質問をしてくれました。


「じゃあ、赤い輪っかからスタートすれば良いってこと?」




私はスタートに関して説明しませんでした。


どの輪っかからスタートしても


ルール違反ではないからです。




それでもその子は


スタートが決まっていないことが不安なのか


やることが自由過ぎて不安なのかは


分からないのですが


私に確認しないとスタートできないようでした。




それについて私が何か言おうとした時


周りの子が一斉に


「コーチがやってはいけないと言ったこと以外は


やっていいんだよ!!」


総つっこみを入れたのです。




これには私、びっくり!




練習の中で、声かけの仕方を


気をつけていただけに


それが子どもたちに伝わっていて


さらに他の子へのアウトプットまで


自然に出来ていたのがとても嬉しかったです。 (“つっこみ”という、少し元気な表現方法でしたが・・・(^-^;)




質問してくれた子も


みんなに教えてもらって


「そうか!!」と


理解出来たようでした。




スクールに参加しているみんなで


良い影響を与え合って


良い方向に向かっているなあと


嬉しく思えた出来事でした。




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